ナラ枯れ学習会を行いました

3月29日に、ナラ枯れ問題に取り組む座間安全・安心推進会の講師に小林代表をお迎えして、座間市民ネットにて「ナラ枯れ学習会」を開催いたしました。ナラ枯れは、ナラ菌を媒介する害虫がブナ科の広葉樹に入り込み、樹木が水を吸い上げる力を弱め、枯死させます。昨年8月市内の公園調査では、238本の被害が見られ、優先度の高い木から順次、伐採・燻蒸をしています。伐採処置には一本につき数十万円かかることから、より経費のかからない薬剤等を使用した早めの処置が求められます。

問題は、市有地だけを対策しても解決しないことです。私有地の木にも被害は及んでいますが、私有林に対して補助金を出していません。処置をしないと一年後には10倍に被害が拡大した事例もあり、倒木による事故を防ぐためにも、私有林への助成と市民への情報提供が必要です。


危険!!ナラ枯れと猛毒カエンタケに注意

 

 

 

 

 

ナラ枯れの処置のあとに、写真の真っ赤なキノコ、「カエン タケ」の発生が確認されています。猛毒のキノコ ですので絶対に食べないで下さい。また触れる だけで皮膚がただれる場合がありますので、絶 対に直接触らないでください。