3月7日に座間市民ネット第31回定期総会を行いました


3月7日、座間市民ネットにて感染対策を行った上で、第31回定期総会が開催されました。コロナ禍ということもあり、会場とzoom参加での総会となりました。2020年活動報告及び会計報告、2021年活動計画及び予算、そして、2021年度運営委員会と監査の承認がされました。

第二部では、「外国籍市民支援の現場から」とのテーマで、講師に東京都三鷹市と武蔵野市を拠点に外国籍の方々の支援をされている出口雅子さんをお迎えしてワークショップを開催していただきました。

はじめに、出口さんたちのグループが、実際に活動をしている様子をパネルで講義してくださり、そのあと、ワークショップ形式でグループに別れ、問題点について話し合いワークシートに記入し、発表していきました。

実際に活動されている中で、外国籍の母親が、日本の小学校の仕組みがわからないために、子どもが宿題や提出物がきちんと出来ず、苦しい思いをしてしまう例がたくさんあるということ、子どもが日本の学校に通って日本語を覚えても、親子の間で、外国語と日本語のコミュニケーションが取れにくくなってしまうと言う現状があるという問題が生じていることをお話ししてくださいました。出口さんたちは、日本語を教えるだけでなく、子どもたちの放課後教室や、外国籍のお母さんたちの得意分野を引き出し、自己肯定感を高める活動をされています。座間市にもたくさんの国籍の方々が住んでいて、実際に支援が必要な親子もいます。その方達が安心して住めるようにするために、日本の小学校のしくみから教えられる支援が必要だと感じました。

完璧な外国語が話せなくても、「やさしい日本語」で身近な外国人と話せるかもしれないということも印象的でした。

そして、この講座を受け、座間市民ネットでも、市民参加型の外国人応援プロジェクトを立ち上げることとなりました!!

第二部 ワークショップの様子