「ドローンの眼」上映会 ~映像から沖縄の現状を知る~

 

2020年3月28日(土)座間市民ネット事務所において「ドローンの眼」上映実行委員会とともに上映会を実施しました。新型コロナウイルス感染の懸念から入り口での消毒とマスク着用の徹底、換気、席も間隔をあけるなど感染防止対策を図りながらの上映会となりました。

「ドローンの眼」は辺野古新基地建設の状況から沖縄基地の全貌をドローンで撮影したドキュメンタリー映画で、「改正ドローン規制法と辺野古」と「ドローンで見る沖縄の基地」の2部構成で撮影されています。軟弱地盤の問題や環境影響など様々な課題があるなか、今なお押し進めようとする新基地建設に対し、現地では住民の様々な闘いがあります。昨年6月改正ドローン規制法が施行され、今後、同様の撮影は困難とされる貴重映像を観ることができました。

当日はまちづくりレポートのお知らせを見て参加された方や、15年間、定期的に神奈川から辺野古に足を運び現地の方々と今も共に行動をしている方々の参加もあり、上映終了後、現地の様子をお話し頂きました。映画にあるような沖縄の現状をほとんど報道しないメディアへの怒りや、米軍基地だけでなく、沖縄離島に多くの自衛隊基地が次々建設されていたことに驚いたという感想が寄せられました。

現政権は、社会保障費を削減する一方で防衛費は毎年増大させています。それは安全保障の名の下で多くの武器購入費に充てられ、沖縄に米軍と自衛隊の恒常的共同使用をすすめるものです。今後もこのような上映会を通し、現状を知る市民を増やし、ともに沖縄を孤立させない様々な行動を起こしていきたいと思います。