自主防災のためのワークショップ 「今自分に何ができるかを考えよう」
11月23日、座間市民ネット事務所で、座間市広野台で熱心に活動されている、広野台連合自治会連絡協議会会長、清原良昭さんを講師に迎え、自主防災のワークショップを開催しました。清原さんは建設関係の仕事を退職後、自治会の役員を受け防災担当になったことがきっかけで地域防災に関心を持たれ、重要性を感じ、規約の見直し、防災委員の新設、計画書の作成、広報活動にも力を入れてこられました。役員だからという意識ではなく、楽しみながら活動していることがアイデアを生み、ネットワークを拡大し、自治会をも活性化してきました。地域活性化は自主防災への意識の高まりにつながっているようです。また座間市自治会総連合会の役員の際、防災を担当し自主防災会の組織や各会の活動状況一覧を作成して全体の状況を把握されています。その一覧表をもとに参加者は、それぞれ自分の住む地域の自主防災がどのような状況にあるかを読み取り、関心はさらに高まりました。
活動内容として、救急医療情報キットも市対象の65歳以上の家庭だけでなく、子どものいる家庭その他必要とする家庭にも配りたいと考え、自治会で200個購入し、キットのメリットを伝えながら希望者に配布しました。また、地域の消火栓を使った放水訓練、防災センター見学会、防災勉強会など自分たちが楽しみながら大切なことを伝えることで仲間が広がっていくと話されていました。「自主防災とは本来こうあるべき」と素直に受け入れることができました。
ワークショップ開催にむけて、参加者も住んでいる地域の消火栓調査やいっとき集合場所の掲示状況、自主防災会の規約などを調べたことは課題を発見し、意識を高めるのによかったと思いました。12月にはわたしの住んでいるマンションにて築30年で初めて避難訓練が行われます。住民にとっては重要な項目をチェックする良いチャンスです。今回の学習を参考に参加したいと思います。