市民の力でナラ枯れストップ!

ナラ枯れについて、昨今は新聞やテレビのニュースで取り上げられるようになりました。最近では相模原市のキャンプ場でキャンプ中倒木した木の下敷きになり亡くなった方がいました。

 

座間市内で、ナラ枯れ対策に取り組んでいる市民団体の「座間安全•安心推進会」です。

2015年9月、座間高東に位置する「神井戸湧水」脇(市道沿い)で、直径約1mのケヤキが突然倒れ、駐車していた車両2台を押しつぶす被害が起こりました。近隣には、養護学校、高校があり、通学路、生活路でなので、子供から大人までが通行する場所であります。そのことがきっかけで倒木の原因がキノコの菌であり、そのキノコの菌はベッコウタケが原因であると(木材腐朽菌)、突き止めて、木の倒木を防ぎたいという思いから「座間安心•安全推進会」の小林覚さんの活動がはじまりました。

ナラ枯れ対策は、薬剤の注入や資材被覆など様々な方法を試してきている小林さんは、現在はペットボトルを凧糸で編み上げて作る虫取り用トラップを作っています。ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシを捕らえて、木の中へカシナガが入り込むのを防ぎます。小林さんたちはボランティアで市内の公園、私有林などのナラ科の樹木に設置して、被害を食い止めています。

ペットボトルトラップは毎月、谷戸山公園と芹沢公園の2ヶ所で、有志のボランティア20名ほどの方々がペットボトルを凧糸で編んで装置を作っています。

昨年、令和5年は樹幹被覆とペットボトルトラップをボランティアの力で芹沢公園では110本のペットボトルトラップを設置して、設置木のナラ枯れ枯死木は0本という結果を出されています!!

ですが、多くのナラ科の木に設置するため、とても大変な作業です。

最近では、桜の木を枯らしてしまう外来種のクビアカツヤカミキリが発見され、座間市の桜にも迫っていると警告しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公園へ講師として小林さんが来てくれて、倒木とその原因について学ぶことが出来るそうです。

座間市民ネットは、減災•防災で安心安全をつくるまちを目指しより安心した暮らしを目指します。倒木の被害を防ぐ活動をされている座間安心・安全推進会と連携して担い手を増やしていきます!!

座間安全・安心推進の紹介はこちら↓

https://zamat.genki365.net/G0000477/

桜が次々と枯れる被害が座間に迫っていますのサムネイル