ダンボールを使って生ごみ堆肥化

環境基本計画・条例制定の提案にむけて第1歩

「環境を考え行動する会」の門平さん、阿部さんを講師に行われた「ダンボールを使って生ごみ堆肥化」の講座に参加しました。お二人が生ごみと微生物の関係を説明する様子はまるでペットの話を聞くようで興味がわきました。ダンボールという身近な物にピートモスとそば殻燻炭を入れ、そこに生ごみを投入し、かきまぜるだけで酸素、水分、栄養がいきわたり微生物が活発に分解をはじめ、土の温度は40度とあたたかくなります。
1日300〜500gを3か月、50kgの生ごみを入れても増えることなく分解し続けるさまに、微生物の力、自然の循環、生命力をみた気がしました。
 22名の参加者のなかには畑や園芸で堆肥に詳しい人もいましたが、この方法にたいへん関心をもち、早速、キットを購入し実践されるという方もいました。

 座間市には焼却施設がありません。少しでも生ごみ削減、Co2削減に協力したいと思います。また、環境基本計画、環境基本条例もない座間。今回の参加は計画や条例を市民から提案していくためにも、めざめた一歩でした。
 土が愛おしいと感じた今回の講座、次回のアフターフォロー講座では微生物のペット自慢となるでしょう。
                      (城戸厚子)