電磁波測定会のお知らせ
2024年現在、デジタル化が進みスマートフォンやタブレットなどは手放せない環境になってきています。特に子育て世代では学校からのお知らせ、出欠確認は、座間市のLINEで行うものになっています。家の中、会社、そして学校などではWi-Fi環境は当たり前です。外でも5Gの導入で、高速、大容量での接続が可能となりました。そのような環境で、スマートフォンなどでSNSをはじめ、ドラマや映画鑑賞、YouTubeなどを長時間鑑賞することも可能になり、ますます手放せない存在となっています。
「電磁波」の健康リスクについては学習会や、電磁波測定会を開いて、座間市民ネットでは考え続けています。
まだまだ日本では電磁波のリスクについては知られていません。疫学データなどを見ると、感受性の高い子どもたちの健康に影響を与えないとは決して言い切れません。例えば電子レンジに使われるマイクロ波は、物を加熱する作用があります。このような過熱するほどの電磁波は、総務省が制定した「電波防護指針」で記載されています。
しかし、リスクが不確定で目に見えない電磁波は、スマートフォンの長時間使用による非熱作用が及ぼす脳腫瘍や精子への影響などを国際機関は認めていますが、日本では立証されない限りはと認めていません。この30〜40年の研究で、小児白血病などの発がん性、白内障、耳鳴り、脳腫瘍、胎児や生殖器への影響が疑われ、2007年には、WHOの報告で小児白血病との因果関係についての見解が発表されました。
コミュニティ•オプティマム福祉 ユニット座間の聞き取り調査では、座間市の教育研究所へ子どもたちへの長時間電磁波へさらされないよう、Wi-Fiの使い方について訴えて来ましたが、現状では、教室でいつでもタブレットを使っても電波は良い状態であるそうです。
私たち皆が便利で当たり前に使っているものでも、何十年か後に健康への影響がでる可能性はあります。自分やその子供たち、孫たちの世代に影響を与えかねません。
すでにヨーロッパでは、厳しい規制をしている国や自治体があります。しかし、座間市では電磁波に関する基準や指針がないため、携帯基地局が担当課の判断で、市有地に何箇所も建てられています。
電磁波への影響に疑問を持ち一緒に測定をしながら考えてみませんか。
電磁波測定会
7月11日 木曜日 10時半〜12時
10時半に座間市民ネットに集合し、その後、市内を回ります。どなたでも参加できます、ぜひご参加ください。
過去の電磁波測定会のデータです