第48回 衆議院選挙取り組み方針
衆議院選挙がスタートしました。森友・加計問題で内閣支持率は急落、安倍首相自らの政治関与の追及を避ける解散との批判は免れません。また、任期満了まで1年以上残し、600億もの多額な税金をかけて行う大義なき解散選挙の是非と、同時にこの間の安倍政権の実績も厳しく審判されるべきです。
憲法9条を中心とした改憲問題や安保法制、共謀罪やエネルギー政策など、安倍政権を対峙する政策的な対立軸が明確に示されないまま、反自民の受け皿を標榜し政権交代を掲げた小池新党、希望の党に野党第一党の民進党は分断される結果となりました。また、立憲主義、民主主義、自由を守り情報公開を進めていくことを掲げ、立憲民主党が結成されましたが新党には非常に厳しい情勢が予想されます。しかし、こうした状況にあっても、私たち一人ひとりが政治に関わり政治を動かしていくことでしか、新たな道は開かれません。
神奈川ネットは「未来に繋ぐ・働きくらし」という基本政策を掲げ、制度の狭間で悩み苦しむ人々を支える多様な実践に学び・繋がり、排除や分断を生むことのない社会づくりのために制度や仕組みをつくり・変えることに努力を続けてきました。一人ひとりが大切にされる社会、その前提には平和な社会が存在し続けることが基本です。
座間市民ネットでは、10月11日に臨時運営委員会を開き、これらのことを踏まえ、選挙区13区・16区(相模が丘)、比例区の2つの票を最大限生かすために以下の取組方針を確認・決定しました。
【選挙区】 いずれの候補者も推薦・支持は行いません。非自民とし、自主投票とします。以下4つの政策柱を掲げ、もっとも政策一致がみられる候補者に1票を投じることを確認しました。
<4つの政策>
①軍事によらない平和構築 ②脱原発社会 ③持続可能な社会保障制度 ④情報公開
【比例区】 「立憲民主党」を支持することを決定しました。
2017年10月11日
神奈川ネットワーク運動 座間市民ネット運営委員会