放射能測定を行いました。

2月13日、県立谷戸山公園の放射能測定を行いました。もうすぐ3・11から6年が経とうとしています。定点測定をする中で、濃度が少しずつ下がっている場所もありますが雨水が流れ込み土砂が堆積しやすい場所ではあまり変化が見られません。また、この間、市内においても高い値の放射性物質が発見されています。しかし、座間市は現在、独自に空間線量の測定を行っていません。福島原発の廃炉作業のなかで、突発の放射性物質の放出の可能性も危ぶまれます。平時の測定があってこそ異常時の数値が認識できます。

そのような中、座間市民ネットでは、ユニット座間(*)で市に毎年提出する「市民提案」のなかに市民の不安を解消するために市が主体的に測定することを求め以下4つの要望を出しています。

① 市として測定器を保有し、市内(特に子どもが使用する施設)における、空間・土壌中の放射能の定点測定を継続的に実施する。

② 市として測定器を保有し、市民への測定器の貸し出しを実施する。

③ 学校給食食材の放射性物質の測定を実施し、結果を公開する。

④ 土壌・食品の放射性物質の測定を実施している市民測定所との連携、そこへの支援を行う。

座間市民ネットでは、引き続き市民への測定器の貸し出しや、子どもの遊び場、身近な公園を中心に継続して市民測定を実施し報告をしていきます。

(*)ユニット座間・・・地域に住み暮らす人と人、お互いのたすけあいにより地域に求められる福祉サービスの創出・充実をめざし、地域で活動する団体で構成されています。月1 回の定例会、情報交換や共育の場をもち、また学習会やフォーラムの開催、行政への市民政策提案活動などにも取り組んでいます。構成11団体・・・さがみ生活クラブ生協、生活クラブ座間コモンズ、相武台デポー、ワーカーズ・コレクティブキッチン菜な、NPO法人座間たすけあいワーカーズ風、NPO法人ワーカーズ・コレクティブこかげ、NPO法人ワーカーズ・コレクティブたすけっと、NPO法人ワーカーズ・コレクティブごむのき、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ風の子、NPO法人WE21ジャパン・ざま、神奈川ネットワーク運動・座間市民ネット

定点測定結果 securedownload 写真